基本情報技術者資格を取得する必要はあるのか?

お疲れ様です。

表題の件について1枠いただき、私の意見を投稿させていただきました。

 

■はじめに

"必要はあるのか?"と題名をつけていますが、これから記載する内容は"必要である"ことを前提としています。
同資格の取得を推奨する会社の方針を否とするものではありません。
しかし、会社で唯一取得を命じられている資格でありながら、どうして取得しなければならないのか?取得することでどのようなことに役立つのか?等、
基本情報技術者資格を取得する・しなければならない理由について、説明や考えの提示を受けた覚えが無いので、私の考えを示すため、このような題名と致しました。
主にスキルアップ・成長を望む新人各位に向けた内容を意識しています。

以降、基本情報技術者資格を取得する必要がある理由について記載していきます。
私の経験、主観に基づくものですので、皆さんの認識とは異なるものが多々あるとは思います。これを機に皆さんの考えも聞いてみたいですね。

注①:前置きがかな~り長いかもしれません。(長いです。)
注②:説明のため、ある程度断定的な言い回しを使っています。

 

■1.この業界は少しおかしい

 この業界では、専門の技術者として働くにあたり、免許や資格が求められない。
 医者なら医師免許、教師なら教員免許、電気工事をする人も電気工事士や、主任技術士的な資格が必要となるが、ITの専門技術者たる我々にはそれが無い。
 先人の方々が積み重ねた信頼の元、未経験者の参画が容認されるシステムを否定することは出来ないが、良いことだとは言えない。
 もちろん未経験者を批難したいわけではない。最初から経験のある人などいないから。
 ただ、誰もがはじめは未経験者であるが、仕事に携わるに当たり、社会人としてIT技術者として、事前準備学習は当たり前にやっておくべきことだろう。
 
 しかし、参画する現場を選ぶことが出来ないのも事実。(一部の例外は、それが出来るだけの経験と実績がある方のみ)
 
 特に新人各位は、研修終了後にわけもわからず面談を受け、(多くの場合)面談の内容に関わらず次の日には参画現場と日にちが決まっていたなんてことが多いのではないだろうか?
 (準備学習などする時間も無く、来週からは○○の現場だ!みたいな)
 
 現場に参画したらしたで、割り振られる仕事や現場独自のルール、人間関係等に忙殺され、慣れた頃には"ある程度~一人前の経験者"になっているかも知れない。
 
 では"ある程度"と"一人前"を分ける要因はどこにあるのか?
 (この疑問への私なりの回答は、後の方に記載します。)
 
■2.見て学ぶ、聞いて学ぶなんて事は出来るのか?

 我々の業界に限らず、会社組織に属する以上、後輩指導は義務である。
 しかし、現場で作成・まとめられている工数表に、新任者への業務説明・指導 と言う項目は無い。(どこかにはあるのかな?)
 
 教える側にも当然自分の仕事がある以上、教えることに注力するだけ、自分の仕事に費やせる時間が圧迫される。
 そこで新人各位には、見て学ぶこと、聞いて学ぶことを求められることが多いのではないだろうか?
 (私も以前、見て・聞いて学ぶことについて後輩に向けて言った覚えがある)
 作業の様子を横で見させて学ばせる。定例会・検討会等に参加させて議事録等を取らせながら、やり取りの内容を聞かせて学ばせる。 等
 
 だが、まったく見聞きしたことの無いこといついて、見て・聞いて学ぶことなど出来るのだろうか?
 もちろん先輩方が都度説明を加え、フォローすれば可能となるだろうが、多大な労力を要するだろう
 
 学ぶことを分解すると以下のようになると(現時点の私は)思う。
  理解←試行錯誤の末の気付き←調査(先達からの教え、参考資料の熟読)←疑問の提示←気付き
  理解→新たな気付き↑
 
 疑問に思ったことはすぐ質問するように!まず自分で調べる癖をつけるように!
 新人各位は似たようなことを一度は言われたことがあるのではないだろうか?
 
 疑問に思ったことを調べ、教えられ理解することで、学んでいくことができるが、そもそも疑問に思うきっかけを持てなければ、学ぶサイクルは始まらない。
 このきっかけが多いほど、多くのことを学んでいけると私は思う。

■3.師匠の言葉とこの業界プロとしての心構え

 「提案することができないなら、君がいる価値は無い」
 細かなところまで覚えていないが、このようなニュアンスの言葉であったと思う。
 私が3年目くらいの頃だった気がするが、勝手に師匠と思っている方から受けた言葉で、今までの仕事の基本になっている言葉である。
 
 我々が携わる業務は、元受会社のマネージャーの下、受注された業務に作業者として従事することが大半となっている。
 この場合、我々に決定権は無い。エンドユーザーに当たるお客様と検討して決定する権限も責任も持ってはいない。
 ただ、業務に携わる者として自分の意見を持ち、改善策、対応策を提案できないのであれば、他の誰であってもかまわないだろう。(私や貴方である必要は無い)
 (毎月各位が受け取っている数倍(言い過ぎか?)の金額を支払っているのだから)
 
 意見・提案を受け入れず、その理由説明も無いはアンフェアだが、自分の意見も持たず、提案もせずに不平・不満を言うのもフェアじゃない。
 皆さんには自分の意見を持つことを心掛けて欲しい。
 
 だが、自分の意見を持ち、提案するためには、対象について理解していることが前提となる。
 理解については、先に記載したとおり、対象について学ぶサイクルを終えておかなければならない。
 
■4.まとめと主題

 これまで記載してきたとおり、私が重きを置くのは"提案できること"にある。
 高いスキル・経験を持つ人は例外なく提案ができる。
 先に記載した、"ある程度"と"一人前"を分ける要因はここにあると考えている。
 
 提案するためには、対象について理解していなければならない。現実的には対象を取り巻く周りの状況についても考慮する必要があるだろう。
 理解するためには、多くの試行錯誤・調査の繰り返しが必要で、その為には疑問を持つ・きっかけが必要となる。
 上司、先輩からの指示、業務指導が主なきっかけとなるが、提案にいたるための"きっかけ"には指示されたことだけでは足りない。
 なぜなら多くの場合、指示された範囲での気付き・理解は、指示した人が既に気付き・理解しているから。
 
 多くを学ぶにはそれ以外の"きっかけ"が必要となってくる。
 そのきっかけはさまざまだが、特別なことをせずとも、身近に存在するものもある。
 
 デスクの周りで、会議の場で、出張先等で、気付かず見逃し、聞き逃していることは無いだろうか?
 知らないことには気付けない。わからない(わかっていない)ことがわからない。
 知らず知らず学ぶ機会、"きっかけ"を逃していないだろうか。
 
 前置きが長くなった。主題に戻りたい。
 
 基本情報技術者資格
 
 私はこの資格・試験を学ぶサイクルの最初。きっかけ作りに役立てられると考えている。
 この資格試験は、この業界の業務に関わる内容を広く網羅している。ちゃんと準備学習すれば、浅くはあるが、広い知識に触れることが出来る。
 
 この資格試験について、きちんと学習すれば、これまで知らず知らず見逃してきたこと、聞き逃してきたことに気付く足がかりになると思う。
 
 この業界でスキルアップ・成長を望むなら、この資格を取得することは意味のあることだと思う。
 
■5.最後に別の観点から
 
 これまでは、成長を望む新人(若手)向けに基本情報技術者資格(試験)を勧める理由について記載してきた。
 ここで終えても良いのだが、最後に少し厳しい言葉で別の観点から、取得すべき理由を述べておきたいと思う。
 ※私は経営者ではないので、多分に想像を含みます。事実と異なることがあるかも知れませんが、ご了承ください。
 
 基本情報技術者資格の取得は義務である。
 
 会社は新人各位の入社に際し、専門分野の学歴も、特定の資格の取得も、実務(に類する)経験も求めていない。
 これは数年後に戦力として活躍してくれるリターンを見越して、入社後の研修と、現場での教育を数年かけて行うという投資を前提としているからだ。
 一人前に仕事をこなすのは一朝一夕で出来ることではない。どんなに短くても2,3年はかかるだろう。
 すぐにリターンは返せない。これは仕方が無い。だが、ならせめて会社の指示する"基本的な"資格くらいは取っておくべきではないか?
 
 会社に属する限りのこの資格試験からは逃れられない。
 
 腹を決めて試験勉強に注力し、半年に1回のIPAへのお布施は次回で最後にしてみてはどうだろうか。

作業に集中するための意識と土台作り

テーマ変更しました

元々はモックアップ作成ツールの記事を作ろうと思いましたが、うまくまとまらないのと、
汎用性の高い記事のほうが喜ばれると思ったので
私が実施している(しようとしている)指針を紹介します。

集中できる意識作り

唯識の視点からのアプローチ

唯識とは

《〈梵〉vijñapti-mātratāの訳》仏語。一切の対象は心の本体である識によって現し出されたものであり、
識以外に実在するものはないということ。 また、この識も誤った分別をするものにすぎず、それ自体存在しえないことをも含む。
法相(ほっそう)宗の根本教義。

引用元:デジタル大辞典

何のこっちゃ、という話ですが。
この世界には実体はなく、心が認識している様が見えているだけ、という考え方です。(ざっくり)
集中力と直接的な関係はありませんが、唯識の講座で実践されている瞑想が参考になりました。

レーズン瞑想

NHKが制作した番組、シリーズ「唯識に生きる」で紹介されていた瞑想です。

  1. レーズンを一粒、手のひらにのせ、意識を集中してよく観察する。
  2. 指で触って触感を探ってみる。
  3. レーズンを口に入れ、質感、味覚などを観察する。
  4. 観察した結果を言葉にする。

一般的な瞑想は己を「無」にする行為だと思いますが、
この瞑想の場合、ある物体を集中して観察し、そのものになりきる試みになります。

大事なのは観察すること

様々な作業は物や人と対面し、行動を起こすことで進めることができます。
レーズン瞑想のような観察は雑念を取り払い、そのもの一点に注視する行動であり、
集中力を高める効果的な方法だと私は思います。

集中できる土台作り

マルチタスクを単一化する

人は1つの作業しかできないと言われています。
しかし、実際の仕事は複数の作業が並行して行われる、マルチタスク状態です。 マルチタスクをそのまま並行して行うと、混乱し、作業効率・精度が格段に下がります。
では、どうすればよいのでしょうか。

現状のタスク可視化

まずは、現状のタスクを書き出します。
頭の中で持っているタスクを書き出すことで作業量の把握と意識の明確化を図ります。
私はグループ内で使っているBacklogが使いやすかったので個人でスペースを作成し、タスクを書き出しています。

f:id:withoneAdventCalendar:20181225181943p:plain:h600
タスク可視化

タスクは細分化し、最小単位での作業まで切り分けられるようにしましょう。
Backlogは各タスクごとにチェックリストを作成できるので、最小単位の作業はリスト内に作成しています。

1日のタイムテーブル作成

書き出したタスクを基に、カレンダー上で1日のタイムテーブルを作成します。
なるべく作業が重ならないよう、30分単位程度で組みます。(なぜ30分単位なのかは後述)
出社直後や退勤直前など、作業を行う前に計画を立てます。
ここで大切なことは、急な対応やうまくいかなかった場合のためにバッファーを積むことです。
こうしてタスクを単純化するとともに、計画と実践の反復期間を短くすることで
予想と実践のブレを少なくしていきます。

f:id:withoneAdventCalendar:20181225180859p:plain:h600
タイムテーブル作成

また、Backlogはカレンダーへのインポート機能があり、インポートすると
期限日に予定が自動挿入されるようになっています。

ポモドーロ・テクニックに落としこむ

人の集中力は最長90分しかもちません。
また、8時間という長い仕事時間、最初からフルスロットルで作業していては終業時間あたりになるとバテてしまいます。
そこでポモドーロ・テクニックを用います。

集中して仕事をこなすために、25分毎に時間を区切って仕事をする時間管理術。
Francesco Cirillo氏が1992年、自身の勉強効率を上げるために考案した。
手順
25分を1ポモドーロとし、やるべきタスクを1ポモドーロ刻み(25分毎)に分ける。
25分間は、他の事は一切やらず、タスクに集中する
25分経てば、5分間の休憩を入れる
4ポモドーロ毎(2時間毎)に30分程の長い休憩をとる
後は上記を繰り返す

引用:はてなキーワード

タイムテーブル作成時、30分という単位で作業を区切ったのはこのためです。
時間を制限することで集中とリラックスの状態管理をし、作業のペース低下を防ぎます。
※ポモドーロの時間単位はカスタマイズしてもかまいません。個々のペースに合わせるのが吉です。

意識は行動から

案ずるより産むが易し。何事も頭の中で考えるより字に起こして、手を動かす方がモチベーションが出、作業が進みます。
(これを脳科学では「作業興奮」というらしいです)
上記で紹介したものはこれに通ずると思います。
まずは手を動かしてみませんか?

ストレスを予防するコミュニケーションスキルについて

みなさん、メリークリスマス!

どんなクリスマスイブを過ごされたでしょうか?

私は今日人間ドックなので24日にケーキを食べるのはやめました。

 

技術のことは全く分からない、でも人生役に立つことなら年の功で少しは知ってるかな?ということで

10年ほど前に学んだ「NLP神経言語プログラミング)」や今月取得した「メンタルヘルスマネジメント検定2種」の内容に基づいて、私が心掛けているストレスをためないコミュニケーションのポイントを簡単に3つお届けします。

 

自然にできなくても訓練して習慣にしていくことで日常を楽に変えることができます!

 

★「地図は領土ではない」こと前提にする

同じ現実に直面しても、人によって感じ方や受け止め方が違うのは、
人はそれぞれにそれまで生きてきた環境や経験によってその人独自の地図(フィルター)を持っておりそれを通して現実を体験しているからです。

そのことを常にコミュニケーションの前提としていると、
人と意見が食い違っても
「人それぞれに違う地図を持っているんだから捉え方が異なるのは仕方ない」
と自分自身の対処の仕方や気持ちの持ち方がだいぶん違います。

 

この言葉がわかりにくい場合は、眼鏡で考えてみましょう!
私は赤いレンズの眼鏡、あなたは緑色のレンズの眼鏡を掛けているとします。
咲いている花を、私がいくら「赤だよ」と言ってもあなたには緑にしかみえていないので「赤ではない!緑だ!」と言うでしょうね。
でも、眼鏡の色が違うことをお互い予め知っていたら・・・?

 

★「私はOK、あなたもOK」というアサーティブ・コミュニケーションを目指す

相手の立場や主張を尊重しつつ、自身の主張を発信するコミュニケーション方法です。
意見の食い違いがあっても歩み寄り、落としどころを探すよう努めます。
本当に伝えたいことを誠実に伝えることで、人間関係が良好に保たれます。
意見が異なった時に自分の意見を主張するのは伝え方がとても大切になります。


これがもし・・・

「私はOKであり、あなたはOKではない」だったら
いつも自分を中心に考え「自分は正しい」と思い込んでいると
つい「攻撃的」になってしまい人を遠ざけてしまうことになってしまいます。
相手のことも大事にしましょう!


「私はOKではなく、あなたはOKである」だったら
相手の立場や主張を尊重するあまり「非主張的」で
自分の意見や気持ちを我慢したり押さえ込んでしまっていると
抑えていた気持ちが突然爆発したり、被害者意識を持ったりして人間関係をこじらせてしまうかもしれません。
自分自身を大事にしてあげましょう!

 

★リフレーミングする癖をつける


出来事の枠組み(フレーム)を変える能力(リフレーミング)を身に着けることで
ちょっとしたマイナスの出来事や気持ちにプラスの意味を持たすことができるようになります!


例えば・・・

「引っ越しで通勤時間が長くなってしまった」→「電車で読書する時間が出来た」
「あの人はすぐに調子に乗ってはしゃぐ」→「場の空気を明るくしてくれる」
「仕事ですぐに落ち込んでしまう」→「責任感が強いからだ」


では、短所を長所にリフレーミングする練習をしてみましょう!
「飽きっぽい」→
「暗い」→
「こだわりが強い」→
「生意気だ」→
「怒りっぽい」→
「仕事が遅い」→

どうですか?うまくできましたか?

人を励ましたりするのにも役に立ちますし、
フレーミングでポジティブに思考する習慣を付けると
多少落ち込んでもムクムク~っとスクイーズのように甦れますよ~!

 

スクイーズとはこんな玩具

↓ 押しつぶしても元に戻るよ

f:id:withoneAdventCalendar:20181225005048p:plain

 

最後に私のストレス予防法であり、解消法をお教えしましょう!

それは大好きな漫画を読んで

ハラハラしたりドキドキしたり、時には涙を流したりすることです。

漫画からは色々なことが学べます。

おすすめはもちろん「キングダム」です。

まだ読んでいない人はぜひ、この機会に!

 

最後は漫画の宣伝になってしまいましたが・・・

参加させていただきありがとうございました!

 

以上です。

 

 

gawkの勧め

たまたま今日空いてたので5分で書けるレベルで投稿してみます(乱筆はご容赦ください。)

LinuxUnixでShellを扱っている人たちは知っていると思いますが、awkという便利なテキスト成形ツールがあります。

ちょっとしたcsvファイルの編集や、業務でのログ解析などを行うとき、 Windowsawkが利用できたら良いなと思うことないですか?

実はあるのです!それがgawk  

https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se376460.html

ダウンロードして解凍すればすぐに使えます。

##  aa.awk ##
{
    if(match($0, /[a-zA-Z0-9_-\.]+@[a-zA-Z0-9_-\.]+/)){
        print substr($0, RSTART, RLENGTH);
    }
}

こんなコードを書くだけで指定したテキストファイルからメールアドレスだけを抜き出せたりします

コマンドプロンプトで以下の手順を実行してみてください

解凍フォルダへ移動 of フルパスでgawkを指定 or PATHを設定
gawk -f  aa.awk   target.txt

「テキストファイルを編集」このワードが出てきたら思いだしてください

再起呼び出しや連想配列などを駆使すると、かなり高度なこと(シェル要らないと思うくらい)も出来たりします

ちょっと時間が無くなってきたので、便利さは周りの基盤な方々に聞いてくださいな。

では。

2018.12.26 追記   大事なこと書くの忘れました。   業務の方が利用する一番の利点はテストデータ作成ですね。   1レコード作ればそれを10万行のデータにすのに数秒で出来ます   Excelで作るよりかなり効率的です。

いじょ

cakephp3でのメモリ節約

2018年のAdventCalendar 12日目

 

ユーザーデータのエクスポート機能を開発していた時のことです。

とあるユーザーデータのエクスポート機能を開発していた際、

エクスポートを実行すると

Fatal error: Allowed memory size of 134217728 bytes exhausted

上記のようにメモリが不足してるよ!というエラーが発生した。

php.iniで設定していたmemory_limitの値が128Mとなっていたため引き起った現象のためmemory_limitの値を512Mまで引き上げて改めてエクスポートしてみると改善された。

ここまでであれば設定ミスってたね、どんまい。で済むのだが

後日ユーザーの件数を増やしたところ同じ問題が発生した。

memory_limitの値を1Gまで引き上げてみたのだが足らず用意していた開発環境の持つ全メモリ2Gを設定してようやくエクスポートできた。

開発環境のスペックが高くないとはいえ予想より少し悪い結果だったのでプログラムの作りを見直し、少しメモリを節約する方向で考えてみた。

 

エクスポートに関するサンプル処理は以下の通り。

// CSV出力用データ取得
$data = $this->_getData();

// CSV出力用に整形
$contents = $this->_format($data);

// CSVダウンロード
$this->_download($contents);

 メモリ使用量を計測した感じだとほとんどデータ取得と整形の処理が多く使用していた。

_getDataの中身は以下

$data = $this->SampleUsers
->find()
->select([
'user_name' => 'SampleUsers.name',
'age' => 'SampleUsers.age',
'sex' => 'SampleUsers.sex',
'group_name' => 'SampleGroups.group_name',
])
->contain(['SampleGroups'])
->order(['SampleUsers.id' => 'asc'])
->toArray();
return $data;

 

SampleUsersテーブルとSampleGroupsテーブルをjoinしてデータ取得を行っている。

SampleUsersテーブルに入っているレコード分出力する想定。

 

_formatの中身は以下

$contents = [];
foreach ($data as $user) {
$row = [
$user->user_name,
$user->age,
$user->sex,
$user->group_name,
];
$contents[] = $row;
}
mb_convert_variables(
'SJIS-win',
'UTF-8',
$contents
);
return $contents;

オブジェクト型のデータを1回配列に詰め替えている...

 

300000件エクスポートした際の使用しているメモリ量を確認した。

 

結果は910.03Mも使っていた。

 

cakephp3ではDBより値を取得するfindを使用するとオブジェクト型で取得する。

そのため無駄な詰め替え処理が入りメモリを浪費していた。

今度はfindしないパターンにしてみた。

 

修正後の_getDataの中身は以下

$sql = "SELECT `sample_users`.`name` AS 'user_name', "
. "`sample_users`.`age` AS 'age', "
. "`sample_users`.`sex` AS 'sex', "
. "`sample_groups`.`group_name` AS 'group_name' "
. "FROM `sample_users` "
. "INNER JOIN `sample_groups` ON (`sample_groups`.`id`=`sample_users`.`sample_group_id`) "
. "ORDER BY `sample_users`.`id` ASC";
$connection = ConnectionManager::get('default');
$data = $connection->execute($sql)->fetchAll('assoc');

return $data;

SQLを直接流す方式に変更。

取得するデータの形式を配列へ。

 

_formatの中身は以下

mb_convert_variables(
'SJIS-win',
'UTF-8',
$data
);
return $data;

DBより取得されるデータは配列なので詰め替え処理を削除

 

300000件エクスポートした際の使用しているメモリ量を確認した。

結果は667.13Mとなっていた。

 

この時点で約2/3近く使用率が落ちた。

しかも心なしかエクスポートの時間が短いように感じたので試しに計測してみる。

 

修正前

35.8177380562秒

修正後

16.4849538803秒

心なしかではなく圧倒的に早くなっていた。

 

少しの見直しで大幅な改善ができる可能性があることを学びました。

この後、ユーザー情報が増えたとしてもメモリの使用率の上昇を抑えるように改修下のですがそれはまた別の機会で。

 

以上 

仕事上で気をつけている件

仕事上で気を付けていることをシンプルにまとめよう!!

と思い川柳にしました。

 

仕事の基本編

質問は 「コレがしたい!!」の 武器をもて

 →質問する時は鋼の剣を持って臨む。

 

質問時 答える時は 手を止めて

質問は 何がしたいか 聞いてやれ

 →質問される時は傾聴の姿勢で。

 

ホウレンソウ(報連相) 昨今トレンド カクレンボウ(確連報)

 →「相談」より「確認」するということのほうが「自主的人間」を育てることにつながる。

「相談」の 仕方にもよるが、指示待ち人間になりかねない。

「確認」することで自分と他人の認識齟齬があるかがわかる。

 

■PJ

3K「きつい、帰れぬ、金安い」

 →こういうPJにならないように。。

 

やばPJ みんなの顔つき バラバラだ

 →悪い状況で一番良くないのは全員がバラバラな顔してること。スポーツにも通ずるところがあります。そうならないように気をつける

 

パイプ椅子 横長机 モチベ出ず

 →作業環境が悪いとモチベーションが上がらないので作業のアウトプットもよいものがでない。作業環境は気にする。

 

日々の業務編

次フェーズの 先行着手で リスク減

 →何事も準備が大事。先手必勝。

 

キーパーソン 抑える事が 近道に

 →キーパーソンを抑えれば全てを知らなくてもなんとかなる。

 

柔軟に 頭を使って 解決を

 →固い頭を柔らかく。手段はいくつもあるはず。

 

テスト編

バグ潰し やればやるほど 経験値

 →RPGの経験値稼ぎみたくやるとレベルアップ。

 

バグの山 リリース前に 出し切ろう

 →本番リリース後のバグはマズイから。見つけたバグは悪ではない。

 

本番室編

信じません 本番室で 何事も

 →自分の作業自体も疑いながら用心深く作業すること。

 

こうなったらいいな編

クリスマス Amazonギフトで 補填する

 →希望 

 

■年末の過ごし方編

キングダム 年末熟読 キングダム 

→やめられないとまらない

 

娘との お絵描き対決 マジで書く

→赤ペンだけしか貸してもらえず。。

f:id:withoneAdventCalendar:20181202143106j:plain

李牧


以上です。

Excelを効率よく使うためのショートカットなど

2018年のAdventCalendar 3日目(?)です。

 

みなさんは仕事をするときにExcelを使いますか?

使わないという現場は少ないと思います。

 

自分は仕事効率を考え、Excelを使用する際はマウスを極力使用せず、ショートカットを駆使して作業をすることを心掛けています。

今回は自分がExcelでよく使うショートカットを紹介したいと思います。

 

①基本

最初は基本中の基本からです。

 1.コピー・・・Ctrl + C

 2.切り取り・・・Ctrl + X

 3.貼り付け・・・Ctrl + V

 4.元に戻す・・・Ctrl + Z

 5.やり直し・・・Ctrl + Y

 6.検索・・・Ctrl + F

 7.置換・・・Ctrl + H

 

②セルや文字操作

次にセルの操作や文字の編集をする際に覚えてほしいショートカットです。

 1.セルの編集状態・・・F2

 2.太字・・・Ctrl + B

 3.下線・・・Ctrl + U

 4.斜体・・・Ctrl + I

 5.行の挿入・・・1行選択 → Ctrl + Shift + "+"

 6.セルの挿入(選択分右にシフト)・・・セルの選択 → Ctrl + Shift + "+" → I

 7.セルの挿入(選択分下にシフト)・・・セルの選択 → Ctrl + Shift + "+" → D

 8.セルの挿入(行全体)・・・セルの選択 → Ctrl + Shift + "+" → R

 9.セルの挿入(列全体)・・・セルの選択 → Ctrl + Shift + "+" → C

 ※「Ctrl + Shift + "+"」を「Ctrl + "-"」にすると削除をすることができます。

 

ここまでは基本的なショートカットかなと思います。

覚えておくと簡単に操作ができるので損はしないかなと!!

 

③覚えておくと便利!

覚えておくと便利なセルの書式変更のショートカット

 1.セルの書式設定を出す・・・Ctrl + 1

 2.罫線の設定・・・書式設定の罫線タブ → Alt + I:内枠を全設定

                       Alt + O:外枠を全設定

                       Alt + H:内枠の横線を設定

                       Alt + V:内枠の縦線を設定

                       Alt + T:外枠の上線を設定

                       Alt + B:外枠の下線を設定

                       Alt + L:外枠の左線を設定

                       Alt + R:外枠の右線を設定

 

「Alt」を使ったショートカット

ここからは「Alt」を使ったショートカットです。

覚えるまでは少し時間がかかってしまうかもですが、

覚えてしまえばマウスに持ち帰るより早くなっていきます!

 1.セルの幅を文字に合わせて変更・・・Alt → O → C → A

   →複数のセルを選択して行うと、最大の文字幅に合わせて変更

 2.セルの高さを文字に合わせて変更・・・Alt → O → R → A

   →複数のセルを選択して行うと、最大の文字高さに合わせて変更

 3.セルの幅を指定幅に変更・・・Alt → H → O → W

 4.セルの高さを指定高さに変更・・・Alt → H → O → H

 5.シート名の変更・・・Alt → H → O → R

 

⑤その他

上記以外に便利なショートカットをご紹介いたします。

 1.システム日付の表示・・・Ctrl + ";"

 2.システム時間の表示・・・Ctrl + ":"

 3.表にフィルターを付ける・・・表を選択 → Ctrl + L

 4.列もしくは行のグループ化・・・Alt + Shift + "→"

 5.列もしくは行のグループ化解除・・・Alt + Shift + "←"

 6.グループを開く・・・Alt → A → J

 7.グループを閉じる・・・Alt → A → H

 

ほかにもまだまだショートカットは存在します。

自分がよく使うアクションについてショートカットがあるか調べてみましょう。

よく使うものをリボンに登録しておくと「Alt + 数字」で実行することもできます。

 

ショートカットを覚えていき、仕事効率化を図りましょう!!